五行の山で夢をみた。

視聴記録&感想。ネタバレあり。華流ドラマ、中国映画、香港映画、韓流ドラマなどなど。

王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件

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アンディ・ラウ様主演による、オカルトっぽいサスペンス時代劇。判事ディーシリーズは2作目を劇場で見たのが初めてで、つづく3作目も主演はマーク・チャオ氏になっていたので。その1作目がアンディ・ラウだったなんて~!当時48歳くらいか?若々しさもあってシブくもある、いいお年頃。

これの邦題たまりませんね。「人体発火怪奇事件」って。。。子供の頃に学校の図書室にあった江戸川乱歩コーナーの空気感。登場人物のうちではレオン・カーフェイ演じるシャトーが、鉤の義手(フック船長みたいなやつ)だったりしてそれっぽい感じです。

お話は、大唐帝国武則天即位式前夜の数日間を舞台にした、緊迫感あふれるサスペンス・アクション。女の皇帝として初めて即位しようとする武則天をめぐって、有力者たちの思惑や恨みを持つ者たちの復讐心がうごめく中、都では人体が自然に発火して死に至る怪死事件が相次ぐ。武則天は謀反の罪で服役していたディーに事件の解決を託し、自らは権力の象徴となる巨大な仏像「通天仏」の建設を急いでいた。最後には犯人の壮大な計画が明らかになるが、これを阻止しようとするディーも生命の危機にさらされてしまう。果たしてディーは武則天を、大唐帝国を救えるのか? といったような内容です。

タイトル通り、怪奇!な雰囲気がつまってました。人体が発火するとゆー荒唐無稽な殺し方については結局これといったトリックもないんですが、それでも怪奇には違いありません。謎ときのスリルもさることながら、ツィ・ハーク作品らしくビジュアルがキレイで、画面見てるだけで楽しめます(見るからにハリボテやん、みたいなのは出てこないし)。アンディ様とレオン・カーフェイさんのアクションシーンもよかったです。アクション監督はサモハン・キンポーさんなんですね。とくに通天仏内部でのシーンは立体的な足場構造を使った立ち回りで、身体動作の美しさと緊迫感をつくづく味わえる見せ場になっています。

本作はストーリーが面白いのはもちろん、アンディ・ラウ様の大活躍を惚れぼれと眺める映像集としてもイケてます。もっさもさの髭のびほうだいな囚人のアンディ、そんなルックスながら降るような矢を避けて美女を守る男気のアンディ、官服に身をつつみインテリジェントな中年のアンディ、この世界を救った男として皇帝に説教する正しい男アンディ……。もう、カッコいいシーンしかないんかい!と言いたい。マーク・チャオ版も、全然いいんですけどね。このシリーズは2作目3作目も好きです。

 

作品情報

原題 《狄仁杰之通天帝国》

公開年 2010年 中国映画

監督 ツィ・ハーク(徐克)

アクション監督 サモ・ハン・キンポー(洪金宝)

上映時間 123分

◆ツィ・ハークの判事ディーシリーズ1作目◆謎とき&アクション

キャスト

ディー・レンチェ:アンディ・ラウ(刘德华)

チンアル:リー・ビンビン(李冰冰)

武則天:カリーナ・ラウ(刘嘉玲)

ペイ:ドン・チャオ(邓超)

シャトー:レオン・カーフェイ(梁家辉)